日頃ブルーベリーの加工作業はバルサミコ酢が行っていますが、今回はパンナコッタが自分で摘んだ分を自宅に持ち帰ってジャムにしてみます。
ひとまずブルーベリーをよく水で洗い、枝や汚れを取り除きます。
もうこの段階で量が多くて大変ですが、食べるときのことを考えて丁寧に丁寧に。
果実の重さを量り、鍋へ。今回は1.5kgありました(!)。
重さを量ったのは入れるグラニュー糖の量を決めるため。大雑把なパンナコッタ、以前適当に入れたところ甘くなり過ぎて大失敗したので反省して量りました。
参考にしたレシピではお砂糖の量は50〜70%とのこと。お砂糖不使用というレシピもありましたが、保存性のことを考えて今回は使います。摘みながら、さらには洗いながら果実を食べていた感覚としては果実自体が甘いので今回は少し控えめに30%を投入。馴染ませて水分を出させるために軽く攪拌して一晩置いておきました。
これを加熱します。初めは少し強火と書かれてましたが中火で様子見。
10分するかどうか程度でかなり水分が出ています。
全体的にかき混ぜていくとまもなくグラニュー糖の姿はなくなり艶々と果実が水分に浸っている状態になりました。
弱火にして加熱を続けると細かく粘り気のある泡が出てきました。アクですね。軽く取り除きます。
若干加熱時間は短いですが、一旦火を止めて様子を見ます。
見た目として果実の形状が残っていて液体部分はサラッとしています。
味見した印象では、食感としては皮のハリ感が残っていて、甘さととろみの加減としてはベリーの酸味も感じられる甘いブルーベリーソースといった感じ。
この状態でもお料理のソースとして使えそうです。
これをさらに煮詰めて状態の変化を楽しみながら、ジャムを完成させていきます。
お砂糖は奥が深いですし、ブルーベリーの色鮮やかさは素晴らしいです。
摘み取りをして摘んでそのまま食べるのも一興ですが、こういった料理をするのも、目にも舌にも楽しい経験ですね。