サムネ画像はPixabayからお借りしました
昨晩は中秋の名月でしたね。意識をせずとも目に入ってくる、まるで発光しているかのような明るさの満月でした。
調べてみると中秋の名月が満月であるとは限らないのですね。中秋の名月の由来は月の満ち欠けの周期に関連づけられて決められたものではないのが要因のようです。
月の高さがちょうど良く、晴れの日が多い秋の月を愛でようという考え方は、電気の存在しない時代、真っ暗な闇に包まれる秋の夜長を照らす月を古人が愛しんでいたことが感じられる習慣で、なかなかに趣深いものです。
さて、お月見には月見団子などのお供物がつきものですが、こちらも秋の豊作を感謝する信仰によるもののようです。
現代では農業に接していないと「野菜の値段が上がった」とか「野菜不足」とか、不況のニュースの一端でしかなかなか収穫の良し悪しに対して意識が向かないものですが、JBファームも農業事業者の端くれ。秋に収穫はほぼありませんが、夏に実った果実たちがこれからお菓子やジャムとなって私たちを実り豊かにしてくれることを期待したいところです。
夏に採れたブルーベリーを使った果実酒をチビチビいただくことで、感謝とお祈りとさせていただきましょう。