きちんとおいしいものを

きちんとおいしいものを

サムネ画像はPixabayからのお借りしました

 

ふと自分の日常において、物の選び方を振り返る機会がありました。

 

本当に大した話ではないのですが、ふとプリンが食べたくなったのです。

「プリンが食べたい」と思ったときに、考えられる選択肢はいくつかあります。

ひとつは作ること。若干時間はかかりますが材料は大体揃っているので外出することなく、追加のお金をかけることなく食べることができます。必要なのは時間と労力です。

もうひとつは買うこと。買うとしたとき、どこで買うか、という選択も必要になります。

スーパーで買うのか、コンビニで買うのか、スイーツ店で買うのか。

買う場所によって価格と時間、得られるクオリティも変わってきます。

スーパーであれば低価格で手軽に購入可能ですが、いわば工場生産品のお味。

コンビニであれば割高になりますが、いわゆるコンビニスイーツとして気合の入ったお味。

スイーツ店であれば、プロが拘った満足度の高いお味。もちろんその分の費用はかかります。

 

さて、今回は「労力を端折りたい」ということが優先されたので、作ることとスイーツ店を選ぶという選択肢を消し、サッと買い物のできるコンビニを選択しました。

コンビニでもスーパーと同じラインナップの商品も並んでいる中で、+@の価格のコンビニスイーツを選ぶか否か、迷いました。

 

結果として、今もっとも食べたい気分の味を優先してコンビニスイーツを購入しました。

これが、食べたときの感覚としてとてもピタッときました。

「おいしい!」と言ってものを食べられること。これはとても幸せなことです。

食べながら、価格を優先させて好みでない味のものを選んだ場合、きっと満足度は低く、ぼんやりと食べたんだろうなと思ったのです。

 

身体に取り入れるものを選ぶのは日常のさりげない動作の中から決まります。あらゆる条件下でその選択を迫られます。

ただ、その選択肢の中で、きちんと自分の気分や体調を優先できるように物事を選んでいきたいと思いました。

そして、お菓子を作って販売している立場としても、同じようにお客様からのそうした期待に応えられるような、そして優先して選びたいと思える価値のものを生み出し続けていきたいと思いました。

日常の中で、ふときちんとおいしいものを食べることの大切さを実感する出来事でした。

 

 

 

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