多くの食品に表示されている「賞味期限」。
冷蔵庫の奥深くで眠っていた食品を取り出して見たら「あっ、賞味期限が過ぎちゃってる」なんてこともありますよね。
未開封のまま賞味期限を過ぎてしまった食べ物を、みなさんはどうされていますか?
言葉の定義から確認をしておくと、
「加工食品の表示に関する共通Q&A 」(第2集:消費期限又は賞味期限について) 平成15年9月 一部改正 平成20年11月 一部改正 平成22年3月 一部改正 平成23年4月 消費者庁食品表示課
のなかで、賞味期限について以下のように記載されています。
『Q2-2 「賞味期限」とはどのような意味ですか。
「賞味期限」とは、定められた方法により保存した場合において、期待されるす べての品質の保持が十分に可能であると認められる期限を示す年月日のことです。 ただし、当該期限を超えた場合であっても、これらの品質が保持されていることがあります。このため、「賞味期限」を過ぎた食品であっても、必ずしもすぐに食べられなくなるわけではありませんので、それぞれの食品が食べられるかどうかについては、消費者が個別に判断する必要があります。』
ざっくりいうと、「適切に保存した場合に、美味しく安全に食べられる目安であって、その日を過ぎたあとはすぐに食べられなくなるわけではなく、それぞれ食べる方の判断にお任せします」ということなんですね。
JBファームのブランデーケーキやラム酒のケーキは、製造直後ですとアルコールを強く感じることが多いと思われます。
逆に賞味期限が近いとアルコールが弱くなりまろやかな味わいになります。
ちなみに、賞味期限を過ぎたケーキを、高温・多湿・直射日光などの影響のない場所で保管し、3か月経過後に開封・試食してみたところ、腐敗など異常は見られませんでした。
「今が食べ頃」というものが、それぞれ見つかるかも知れません。
もちろん、開封後は包みの中の状態が保たれなくなるので、お早めにお召し上がりいただく必要がありますのでご注意くださいね。