JBファームのおいしいお菓子の食べ方。上白糖とグラニュー糖の違いは?

JBファームのおいしいお菓子の食べ方。上白糖とグラニュー糖の違いは?

 

955169によるPixabayからの画像

 

お砂糖といえば上白糖、というくらい一番身近なお砂糖で、

料理にもお菓子作りにも、何にでも使えるものだと思います。

ただ、きめが細かくしっとりしているので

固まると砕くのに力が要るなあと思っていました。

一方、グラニュー糖はサラサラとしていて

なんとなくあっさりしたお味のように感じていました。

ジャムに使ったり、お菓子作りにもしょっちゅう使っています。

この二つのお砂糖、高純度の糖液から作られたお砂糖なのです。

見ての通り、粒の大きさが違いますよね。

お砂糖の結晶の大きさは、「種糖」の大きさで決まるのだそうです。

でも、上白糖とグラニュー糖の違いは結晶の大きさだけではありません。

お砂糖にはもともと、くっつきやすい性質があり

転化糖を加えてコーティングし、くっつきにくくしているのだそう。

だから、上白糖はしっとりとして、グラニュー糖よりも

強い甘みを感じるものになりました。

では転化糖とは何なのでしょうか。

ショ糖を水に溶かしてレモンなどの酸を加えて加熱すると、

ショ糖を構成しているブドウ糖と果糖に分解されます。

これが転化という反応で、ブドウ糖と果糖の混合物を転化糖といいます。

上白糖が強い甘みを感じるのは、添加された転化糖の中の

果糖によるものです。

また、転化糖はアミノ酸などと反応して焦げの原因になりやすいので、

上白糖がグラニュー糖よりも焦げ色がつきやすいのはこのためです。

焦げ色をつけたいものは上白糖、

つけたくないものはグラニュー糖・・・

なんとなく、肌では感じておりましたが

転化糖の影響だったんですね。

お砂糖、奥が深いです。

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